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日本国債の安定消化、背景に揺らぎ=水野・元日銀審議委員

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE7B503V20111206
2011年 12月 6日 15:41 JST

 12月6日、水野温氏クレディ・スイスアジア地域副会長(元日銀審議委員)は、日本の財政問題について、経常収支や貯蓄率など日本国債の安定消化を支えているいくつかの理由に揺らぎが出始めているとの認識を示した。

[東京 6日 ロイター] 水野温氏クレディ・スイスアジア地域副会長(元日銀審議委員)は、6日に都内で開かれた会合で、日本の財政問題について、経常収支や貯蓄率など日本国債の安定消化を支えているいくつかの理由に揺らぎが出始めているとの認識を示した。

為替相場が円安方向に進めば、海外への資産流出などで日本国債市場の雰囲気が変わる可能性があると指摘。ただ、そうした市場の急激な変化は来年に起きるなどという短期的な話ではない、と述べた。

水野氏は、先進国で最悪の財政状況といわれる日本の財政問題について、日本の国債金利の低位安定を支えているいくつかの要因に「だんだん揺らぎが出てきている」と述べた。具体的には、貿易収支の赤字化や所得収支の黒字縮小などによる経常収支の黒字減少、高齢化や企業のM&A(合併・買収)の大規模化による貯蓄率の低下の可能性などを指摘。そうした環境変化のきっかけとして「為替が円安に振れだすと雰囲気がガラッと変わる」と為替動向を挙げた。円安の進行によって個人金融資産が海外に流出し、金融機関の預金の減少をもたらす可能性があると述べるとともに、海外で展開する日本企業が恩恵を受けず、円安による株価の上昇も期待できないと語った。もっとも、こうした環境の変化は「来年の話ではない」とし、中長期的な問題との認識を示した。

欧州のソブリン・銀行危機については「深刻さを増している」と強調。このうち金融危機については、カウンターパーティー・リスクへの配慮や資産査定、公的資金注入などの処方せんがあるが、「今の欧州は、マニュアル通りにまったくできていない」と語った。このため、サドンデス(突然死)への不安が残ってしまうとし、「今、当局が対応しなければならないのは、ソブリンよりも銀行危機になっている」と指摘。仮に欧州の金融システムにショックが発生した場合は、リーマン・ショックと比べても「インパクトは計り知れない」と述べた。

このため、欧州の金融機関に公的資金の注入が行われていない中、資金調達が困難な状況に大きな変化はみられておらず、「年末までは、引き続きカウンターパーティー・リスクがテーマになる」と指摘。年明け後は、2月以降のイタリアの債務借り換えなどによってソブリン問題が焦点になると語った。イタリアが債務借り換えに支障をきたすようなことになれば、国債の格下げやそれに伴う金融機関の一段の格下げなども想定され、経済的にも欧州は来年1─3月期が「もっとも厳しい局面を通過することになる」との見通しを示した。

欧州危機の解決には相当の時間を要するだけに、世界の経済・金融市場に与える影響について「長期的に景気回復を阻害する要因になる可能性が高い」と述べる一方、リーマン・ショックのような急激かつ深刻なものにはならないとの見通しを示した。

© Thomson Reuters 2011 All rights reserved.

似たような話は日銀からもIMFからもアメリカの金融関係者からも立て続けてに出てきてますね。
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